8月例会
みんなで思いっきり遊んで涼をとろう!
8月17日(日)
民家の会の「そうめん流し」はモチロン、竹を伐るところから始まります。
竹薮にはいって、蚊の集中攻撃を受けながら、なるべくまっすぐな竹を伐りよいしょ、よいしょと二人掛かりで降ろしてきます。そうめんを流す樋に加工する分。そうめんを食べる猪口(ちょこ)に加工する分。そしてお箸を削りだす分。民家の会会員はみな、何回か竹細工はやっていますから、箸削りは慣れた手つきです。まあ、それで食べるの?お菜箸なんじゃないの?みたいな方もいましたが…(自分のことじゃないの、との声あり)
しかし、樋は大物。竹の直径を真二つに割らなければなりません。鉈(なた)を端にあてて、鉈の背をとんとん叩いてまっすぐ割るんですね。パカンと割れた竹の内側はとても綺麗な薄黄色、竹の子の色です。ここを流れるそうめんは目にも舌にも美味しい!!はずです。竹の節を鉈で落とし、見事に流し樋の完成です。
有度山麓もご他聞に漏れず、放置竹林が広がっています。余分な竹は、伐採し、有効利用して里山を守りたいという趣旨もあります。とは言え、夏の一日を童心に返って遊びましょうというのが、第一義。竹の水鉄砲つくりもやりましたから、食事の準備そっちのけで、水をかけあっている一団もいます。
え、子どもたちだけじゃないですよ。
さあ、ドラム缶でつくった竈(かまど)にかけた大鍋でそうめんが茹で上がりました。
七輪で網焼きしたお肉やしいたけなどの野菜もいい匂いがしてきました。
薬味は、葱、生姜のほか、朝採りの茗荷もあります。いよいよそうめん流し大お食事会の始まりです。準備に時間が掛かった分、余計美味しい!!
食事をみんなで堪能しました。
今年、来られなかった会員さん、来年は是非どうぞ~、楽しいですよ!! (kyo記)