2月8日(水) 晴れ 静岡民家の会 事務局八木
今日から事務局日誌をスタートします。
何を書こうか迷っていますが、今までの想いのまま書き綴ってみました。
静岡民家の会の発足は平成14年6月1日。私はその年の12月に担当させて頂いて早いもので3年以上が経ちました。最初は民家に対して何の認識もなく、むしろ育った家が100年以上経った民家で、どこがいいんだろ~と常々思ってました。あまり良い印象はなかったのですが、色んな建物を見学したり、会員の方々と触れ合ううちに私自身の心に民家に対する愛着と言うか、懐かしさが芽生えてきた様に感じます。
田舎で育った子供の頃を思い出すと、民家とは季節感が家の中にいても感じられたそんな空間でした。寒くなれば障子戸に火鉢、暑くなれば夏戸に簾、味噌作りや餅つき、梅干漬けなど、手作り出来るものは親戚中集まって作ったものです。
当たり前だった事が、随分世の中から減って、懐かしい思い出に変わって行きます。そんなノスタルジックに浸れるのが、静岡民家の会であり、民家も悪くないなと感じ始めた今日この頃です・・・