静岡民家の会



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民家を訪ねる旅

11月例会・民家を訪ねるバスの旅 山梨県赤沢宿             
(伝統的建造物群保存地区)

 11月18日(日)マイクロバスと乗用車に分乗した「静岡民家の会」会員33人は、52号線を北上、山梨県に入り、まず南部町にある国の重要文化財、最恩寺仏殿をたずねました。
最恩寺の住職さんの、お人柄のにじみ出る丁寧な説明を受けてから拝観しました。木造のこじんまりとしたものですが、室町期の禅宗様式の特徴をそのまま残す美しい建築に、みな見入っていました。
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 仏殿の中には、小さな厨子があります。その昔、武田の武将たちが、出陣の際に手を合わせて武運を祈願したそうです。四方の波状の欄間で、自然の通気が図られていますが,そこから外光を透かすと実に美しく、思わずシャッターを切りました。
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 身延山に立ち寄った後、いよいよこの旅行のメインメニュ~の赤沢宿にはいりました。早川町の赤沢は、身延山と七面山とを結ぶ参詣道として栄え、以前は白装束の信者が多く行きかっていたそうです。立ち並ぶ講中宿の様子が独特な風情溢れるところです。平成5年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
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 残念ながら、今は宿屋を営業しているのは一軒のみになってしまい、残された宿屋の建物の保存は、研究者の川崎さんと、地元の熱心な保存会の方たちの手にゆだねられているそうです。f0058623_2043128.jpgその川崎さんの案内で、まず地元のおかあさんたちがやっているお店の美味しい蕎麦定食で腹ごしらえ。川崎さんをお蕎麦やさんと間違える会員さんたち…実に堂に入ったお蕎麦やさんぶりでしたので…
 細く曲がりくねった道すじを一軒一軒、宿屋を見ながら歩きました。それぞれ講中の札がたくさん掛けられた軒先を見て、時代の変遷に心をはせました。
川崎さんの学識とユーモアあふれる解説に一同感謝しています。ありがとうございました。見晴らす山々の紅葉も美しき赤沢宿の静かさを堪能しました。福寿草の咲くころもいいそうです。またお邪魔したい山里でした。





 
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そのあと、身延町、湯之奥集落の中にある国重要文化財の門西家を見学しました。
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江戸中期の建築とされる建物で、一歩家の中に踏み入れた会員は、その自然木の梁の太さにびっくり。日ごろ、各地の古民家を見慣れているメンバーも感心するほどの木の重量感でした。長い年月、囲炉裏の煤でいぶされた真っ黒な柱にも、みな思わず触ってみていました。
当主の門西氏も、気さくにいろいろお話してくださり、充実した時間になりました。

 民家の会旅行は、ただの見学ツアーではなく、最適の案内人をお願いして 「見る、学ぶ、楽しむ会に」…というモットーで開催しています。
たくさんの会員のみなさんのご参加をお待ちしています。  kyo
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by sizu-min | 2007-11-23 18:37


古民家を愛し古民家のある暮らしを大切にしていく、  静岡民家の会
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