静岡民家の会



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年次総会ご案内

静岡民家の会 年次総会と講演会が開かれます。

日時   平成19年6月17日(日)  am10:00から15:00

内容   1. 総会   活動報告、会計報告、活動計画、予算他
   
      2・ 講演会  13:00~15:00
               講師 中村羊一郎さん (静岡県民俗学会会長)

               テーマ 「民家と民俗学」

会費    会員無料    会員外¥1.000
                 ☆会員外の方は講演のみ

会場   鈴木邸  昭和初期の住まい。お座敷とお庭がとても落ち着きます。

※ 申し込み   静岡民家の会事務局 054-367-5666 FAX 同じ

          事務局はボランティアです。不在が多いです。
          あきらめないでお電話、fax下さい。
   


 

              
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by sizu-min | 2007-05-22 13:41 | ・活動内容、予定、お知らせ

6月特別企画お知らせ

懐かしの洋館写真展」をエンバーソン邸の見学とあわせて・・・・

昭和ロマンの素敵な洋館写真を楽しみながら、初夏の旧エンバーソン邸の初夏のたたずまいを味わいましょう。

日時   平成19年6月3日(日)
      午前9時  入館 ~ 11時  

      ◎説明の方をお願いしてあります。解説を聞きながら見学します。

参加   自由です。   当日会場にお越し下さい。

会費   無料

会場   静岡市駿河区池田  旧エンバーソン邸
      (日本平動物園の一番奥の有料駐車場から歩くと近いです。)

★エンバーソン邸・・・・・・明治37年に建てられた外国人宣教師の住宅です。
              昭和61年に静岡市西草深から移築されてきました。
              土、日、祭に「エンバーソン邸を愛する会」の皆さんによって
              公開されています。
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by sizu-min | 2007-05-22 13:05 | ・活動内容、予定、お知らせ

5月例会 移築現場見学パート3

静岡民家の会 大沢ビレッジにて
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藤枝大沢地区の移築民家で5月例会がありました。
この移築民家では、今回で3回目の例会開催になります。解体現場見学、工事途中、そして、完成と移築の過程を体験しました。命を失いかけた古民家を残すには、現地での再生、または移築して再生の二つの道がありますが、いざ移築となれば数多くの条件をクリアしなければならず、その可能性は極めて低くなります。一連の見学を通して可能性と困難さの双方を理解する機会になったかと感じます。

移築する為の技術は大工の力に頼るところが大きい。
移築は解体から始まるのですが、解体するにあたっては先人の技術を理解し正しい手順をふまなければなりません。古民家といっても実に様々な骨組みがあり、建物の耐力も一様ではありません。当然、経験豊富な大工さんの判断が必要な場面が多くなります。今後、民家再生が一般化するに従いこの点が心配になります。技術を継承すべき若い大工さんが少なくなり、また伝統技術にも触れる機会が極めて少なくなっている現実があるからです。
この点では責任の一端を感じます。

移築前の調査と検証の質が移築作業や移築コストに大きく影響する。
十分な耐力がある古民家ではその耐力を落とすことなく移築、耐力不足があるとすれば、補強計画を慎重に立て進まなければなりません。先の能登での地震では、中途半端な補強は返って古民家の被害を多くするという調査結果もありました。古民家の腐りや痛み、耐力、増改築の履歴や住まわれ方等聞き取りや現地調査で十分に把握し的確な移築計画を立てなければなりません。移築計画には工事費と手持ち予算との整合性も頭に入れなければなりません。
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大沢の古民家は、昭和初期の建物です。
当然ですが石端建て(基礎石の上に直に柱を立てる)で基礎はありません。移築先では従前と同様に石端建てで復活したのですが、柱石は石からコンクリートに変わっています。又、床下は山からの絞れ水の湿気から建物を守るため、防湿コンクリートが施工されました。

移築され従前の暮らしを引き継ぐ
骨組みだけでなく建具、生活道具など多くのものは再生に一役かいます。一方、復元だけが再生ではなく骨組みのみ移築再生し、後は自分なりのテイストでリフォームされてもいいと考えます。大切なのは、その建物が持っている基本価値を失わない事だと思います。先人の知恵に敬意をはらい、使われている素材には無意味な加工を加えない。つまり古民家に接する際は、「古民家は先人と自然からの借り物」なんだと考えればいいんだと思います。

再生技術の中で補強補修技術はなくてはならない技術です。
柱や梁桁が一部痛んでいれば、切り取り、継ぎ足し、補強する。これらは古民家の工事では大事な大工技術です。万が一、解体途中でホゾを痛めてしまったとすれば、そのホゾと接合部分の補修補強も必要となります。
移築再生は大工さんを探す、出会うことから始まると言っていいのかもしれません。昭和35年頃迄はまだまだ伝統工法で家が建てられていました。その頃現役で経験豊富な大工さんと言えば50代、現在では90代になっています。今、頼るのはその次の世代の大工さんになるのです。どう出会えばいいのでしょうか。
これからは設計者、現場技術者、職人さんこの3者で力を合わせて古民家に向き合う時代です。職人さんだけに頼る時代は終わりました。
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大沢の古民家は同じ里山の中に移築されました。
600年の里の歴史を刻む大沢地区は崖崩れの危険区域に指定されています。その為この地をやむなく離れて行った方が多くなりました。その数は残っている方々より遙かに多くなりました。この地を離れる時は住まいを解体しなければなりません。残すことが許されていないのです。暮らしの記憶が残る家が消えていきます。
地域によって特徴を持つ民家が、もし移築されるとしたら、移築先は同じ気候風土を持つ地域が理想です。家は気候風土、風習の中で形が生まれたからです。風景の美しさが語られるときその屋根の形や素材の統一感も美しさを引き立てる要素だと思うのです。そんな意味からも同じ大沢に移築できて良かったとつくづく思います。

今回の一連の移築建物見学はお役にたてたでしょうか。
古民家の可能性について新たな発見がありましたでしょうか。
参加された方から「私の家が解体されてしまったことが今更に悔やまれます。」という声が多く聞こえてきました。土地、法、技術、家族、生活、資金、多くの古民家再生の課題がクリアされ、日本の誇れる住まいとして古民家が残されていく。
日本人の知恵、そして日本の暮らしの匂いが伝え残っていって欲しいと願います。

f0058623_19441035.jpg今回で3回に渡った移築現場体験の例会が幕を閉じました。
移築古民家は元のご家族の名前を頂いて「青野さんっち」と名前を付けました。
世代間のギャップがますます広がる現代社会、世代間の交流の場として「青野さんっち」はスタートします。
f0058623_19334696.jpg5月例会では敷地内のかしわの木から葉を1枚づつ取って皆さんでかしわ餅を手作りました。
かまどで蒸されたそれぞれのかしわ餅はそれぞれの日本の味です。
いかがでしたでしょうか。   ご参加ありがとうございました。
静岡民家の会 杉村喜美雄
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by sizu-min | 2007-05-18 19:22 | ・例会報告

築100年の山間の古民家で山菜を楽しむ会

4月29日(日) 晴天 

4月の例会は山菜が美味しくなる時期、静岡民家の会会員の中川さんの古民家にお邪魔して山菜採りと山菜てんぷらと手打ちそばでの昼食をいただこうという企画です。
中川さんは森林インストラクターでボランティア活動で子供達に自然体験の実践を行なっています。

会員約30名は山菜採りの準備よろしく藁科川上流川根千頭に繋がる国道362号線を上っていきました。静岡から川根に入りまもなく右の脇道を入っていいました。このあたりは戦後開拓民が入り牧場を切り開いた所だと聞きました。牧場跡地に車を止め中川さんの古民家を目指します。
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木立の中に山間の農家住宅と思われるつくりの古民家が見えてきました。
この古民家は築100年、数年前この森の中に移築され森とともに時を刻んでいます。
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到着し一服し山菜採りです。中川さんにいろいろ指導仰ぎそして気持ちのいい山の空気をいただきながらの山菜探しです。おなじみのワラビやタラノメ、ヨモギやキクラゲから山菜の女王
こしあぶらなどなど短い時間でしたけど十分に収穫できました。
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胡麻和え、てんぷらに十種ほどの山菜が参加者の皆さんの手料理で美味しく出来上がりました。マキのかまどでてんぷらを揚げたのでしたが始めての経験、温度調整も案外うまくいくんですね。山では食器作りもやらなくては。なんといっても器は竹製だと、中川さんは皆さんと器作りに汗を流されていました。おかげさまで新鮮な山菜がさらに竹の香りで美味しくなりました。
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本当に気持ちいい静岡民家の会4月例会でした。
柿の葉のてんぷらは甘くてふっくらして癖になりました。

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南アルプスをバックに。(右側に富士山が見ていた)
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by sizu-min | 2007-05-02 22:29 | ・例会報告


古民家を愛し古民家のある暮らしを大切にしていく、  静岡民家の会
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