静岡民家の会



カテゴリ:・例会報告( 39 )


9月例会報告

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by sizu-min | 2013-10-09 22:06 | ・例会報告

8月例会報告

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by sizu-min | 2013-08-23 20:25 | ・例会報告

静岡民家の会平成24年度年次総会

平成25年6月9日(日)

 梅雨入り宣言が出されているにも関わらず、晴天の日曜日になりました。
静岡民家の会は毎年、年次総会を開催し、1年を振り返り次の1年への共通理解を持つことにしています。ここ数年は静岡市葵区のS邸を会場にお借りしていますが、ビルの一室ではなく登録文化財のS邸のお座敷で総会を開催できることは静岡民家の会の理念にも合っていますし、元々はSさまがスタッフの佐藤さんのお友だちであったことから会場にお借りできるようになったわけですが、2002年に発会した静岡民家の会が10年続いてきたのもそういった人と人とのつながりを大事にしてきたからではと思います。

 人も家も永遠の生命があるわけではなく、この10年の間にもいろいろなことがありました。例会で見学した家が跡形もなく取り壊されたり…熱心に例会に参加していらっしゃった会員さんが子育てや介護などでご参加がご無理になられたり、ご自身が病気になられて…などなどいろいろなご事情があり、最近お顔を見ない方々はどうなさっていらっしゃるかしらと思いながら、今年も総会の準備を進めてきました。また今回は、会員のみなさんにご投稿をお願いして『静岡民家の会10周年記念誌』を発行することになりましたので、その発行日を総会の日・6月9日にしようと編集作業も進めてきました。

 いよいよ6月9日。今年もご当主のSさまがお庭まで美しくしてくださり、いつもながらお茶のご準備までしてくださって感謝の思いでいっぱいです。ありがとうございます。
 式次第は、まず佐野つとむ会長のご挨拶に始まりました。佐野つとむ会長の本業である体文協は50年になるそうです。
 さて、静岡民家の会総会のメインはこの1年間の活動報告と会計報告です。毎月さまざまな企画を立て、実行してきた例会のこの一年間の振り返りを会員のみなさんで共有すること、そして、みなさんに支払っていただいている会費をどのように使っているかの報告をすることです。これをふまえて、新しい年度の活動計画のたたき台をお話します。これは、静岡民家の会スタッフが会議を開いて話し合ってきたもので、今回は平成25年の12月までの計画案を作ってきました。現在、スタッフ会議は、松永さん、杉村さん、中川さん、本さん、望月さん、中川さん、古屋、五味で開いています。元スタッフの佐藤さんにご提案いただくこともあります。スタッフみな本業のある身ですが、時間を繰り合わせて知恵を絞って企画を考えています。更に会員のみなさんのご提案やご助言をいただいてより良い例会にしたいと思っています。

 今回、佐野つとむ会長より会員アンケートをとるようにとのことでしたので、会員さんはじめ休会中などの方々にもお手紙をお出ししました。そのお返事がきたものも提出しての話し合いを行いました。例会の回数は今まで通りで良いというご意見の他に、2ヵ月に1回にしたらというご意見もありました。これについては、今年の12月までは月1回を続け、その中でご意見を更に集め検討していくことになりました。会費や例会費については、例会費を上げて年会費を下げるのは反対というご意見が多数でしたので、今まで通りとすることになりました。

 午後は、世界中で活躍なさっている石工の左野さんの講演会です。その前のお昼休みは「S邸のお座敷でお庭を眺めながらこのお弁当を食べるのが楽しみ♪」という方々がたくさんいる『清少納言いえ生消菜言弁当』を美味しくいただきました。地産地消の材料を地元の農協婦人部の方々が手作りしてくれるお弁当ですから身体にも心にも美味しいのは当然ですね。食事しながらのお話で「静岡民家の会、楽しいですよ、スタッフと一緒に盛り上げていこうと思ってますよ」とのお声をいただき、たのもしく、うれしく思いました。また、会の終了後に新たにご入会を決断いただいた方々がいらっしゃったこともうれしかったことです。どうぞよろしくお願いいたします。

 例年、総会後の記念講演会は、会員さん以外にもご参加を呼びかけています。アンコールワットの修復なども手がける左野さんのお話を聴きたいという方々でお座敷は満員になりました。たたきあげの石工です。とおっしゃる左野さんの熱意あふれるお話にみな聴き入りました。15歳で石工の弟子にはいり、数年後に単身ヨーロッパに渡って修業したという左野さん。お若い頃からずっと一貫してお持ちのものがおありということが胸にしみました。お話を伺った会員さんたちの思いもお聴きしたいと思います。次回の「ミニほぞ」に掲載させていただきたいと思いますので、ぜひ事務局までご感想をお寄せ下さい。お待ちしています。
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 会の終了後は、有志の会員さんたちがフットワーク軽快にお掃除やお片付けを手伝ってくださいました。仲間っていいな、うれしいなと思います。実はこの日に始めて参加してくださった会員さんが「みなさんに」と持ってきてくださったトマトがあったのですが、お分けするタイミングがありませんでしたので、お片付けを手伝ってくださった方々にお土産にお持ち帰りいただきました。ありがとうございました。
 最後に古屋と五味は、みなさまのおかげさまで総会が無事終了した感謝の気持ちを込めて、Sさまにご挨拶し、S邸を後にしました。

 

               静岡民家の会事務局スタッフ 五味・古屋

この総会を区切りとして事務局スタッフがかわります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
                      
 
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by sizu-min | 2013-06-10 12:46 | ・例会報告

2012年5月例会報告

川根倉平を訪ねる       2012年5月13日(日)
 倉平は、標高600メートルくらいの集落です。家山からの道はところどころ細い所もあり、土砂崩れがそのままになっている箇所もありましたが、そんなに道路事情が悪いところでもなく、なにより景色がとても良い。山は「笑ふ」季節で、広葉樹も混じった林の新芽の色とりどりの様が美しく、山頂辺りまで広がる茶畑のみどりは目に鮮やかでした。
 まず、集落の高台にあるドクターヘリのへりポートに車を進めました。ここは風光の名所「朝日の段」。南をのぞめば、川根の方向、また北にはアルプスの山々が一望でき、晴々とした気持ちになりました。
 こんなところに住むのもいい…と思いましたが、それは今の季節に訪問した者の甘い感想にすぎないかもしれません。生計を、森林業やお茶、椎茸栽培などに頼れない現在、離村する家族が相次ぐのもやむを得ないでしょう。
 まず案内してもらった家は、住まなくなって10年くらいになるといいます。母屋前の梅の古木が見事。眼下には、茶畑の向こうに川根の街が遠望できます。しかし、残念ながら、室内にはどこから入り込んだのか、小動物の侵入した痕跡があり、土台の木も腐りかけていました。茶畑は傾斜のきつい山肌を勤勉に耕して作ってあります。まだまだ使える茶畑ですが、例えば都会の画家が来たくて、少し農業もやりながら…という話しもあったそうですが、畑に転換するのは経費もかかるし、斜面で大変でしょう。家の補修にもお金がかかることで断念したそうです。
 2軒目は空き家になって3年ほど。前庭には若葉がきれいな柿の木やドウダンツツジ…。玄関をがらっと開けたらこんにちはとお宅のひとが姿を見せそうな感じがします。この家を持っている人は売却を望んでいるそうです。庭の片隅の都忘れの紫の花…少し感傷的になりました。
 3軒目は引っ越したばかりという家。自家林の木々で建てたという家はがっしりしています。
 山の仕事、古くは養蚕もやったり、お茶や椎茸を栽培するなどが一家の仕事でしたが、時代の流れで現金収入はどんどん落ち込み、子世代は下の町に勤めに行くようになりました。車で通える距離ではありますが、雪の降る時などの山道通勤は大変で、親世代が亡くなると町に転居していく…そんな家が多いのだといいます。
 この集落を残したい、山の仕事を残したい、山が荒れれば、皆が離村していった先の「南」(山の下の地区のこと)にだって危険なんだという気持ちはとても切実です。どうしたら良いのか…まずこういう現状があることを知り、この地のことをたくさんの人々に関心を持ってもらうことが大事ですね。民家の会としては、まずそんな役割が出来たらと思います。
             ky。
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by sizu-min | 2012-05-19 12:48 | ・例会報告

2012年2月例会

2012年2月11日(土)
 立春は過ぎたのに、今年の余寒は厳しくまだまだ春色の衣服も着る気分になれません。しかし、さすが「民家の会例会」!お天気に恵まれました。このところ続いていた雨は上がり暖かくなりました。よかった!
 集まった会員さんは30名以上。これから入会をとご予定いただいている方の参加もあり、にぎやかな充実した例会になりました。
 毎年総会でお世話になるSさまのご案内をいただき、普段は立派な門構えと瓦屋根を見るだけだった、焼津市浜当目の旧家H邸の邸内まで拝見できる機会を得て嬉しい限りです。また、現在はご当主がお住まいでないH邸の管理をなさっているKさまにも大変お世話になりました。Sさま、Kさま、そしてHさまに心から感謝申し上げます。ありがとうございます。
 家は伝統的な田の字造りで、代々住まわれた方々の暮らしの歴史もあらわしています。見事な梁を見上げる玄関は、建築当初は土間だったものと思われますが、框をつけ洋風の応接間にしつらえられていました。梁はもちろん、框の木も床板も地元の木を使ったものと思われ、どっしりしています。座敷は二間続きで、間の欄間の細工も見事でした。柱、釘隠しに至るまで一流の技のものでした。
 また敷地内のお庭、文書蔵やみかん庫などもご案内いただき外観も拝見しました。H邸は古くは塩庄屋を務めたお宅で、静岡大学のH教授などにより古文書の研究もされていると聞いています。
 現在はお住まいになってはいなくても、管理が行き届いており痛みなどは見られませんでしたが、さらにこの建物を次の時代にもつないでいってほしいと思いました。

 H邸にお礼を申し上げて、次の目的地、花沢の里に向かいました。奈良時代から平安時代に栄えた「やきつべの道」…細い川沿いの道に長屋門造りの民家が並ぶ静かな里でした。三々五々、軒先の無人販売のみかんや椎茸を買ったり、民家をカフェにしているところでパンやケーキを求めたりしながら、登っていきました。万葉集の歌碑を見、水車小屋の風情なども楽しみました。
 平安時代のものと伝えられる観音像にお参りして、桜の時期に来てもいいねと木々を見上げている会員さんたち…みなさんゆっくり春の訪れを待つ…そんな午後の時間になったのではないでしょうか。

                                   ky。
 
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by sizu-min | 2012-03-10 15:40 | ・例会報告

2011年11月例会報告

大井川流域を巡る                2011年11月13日(日)

  東海道の宿だった地を訪ねる例会も催していますが、今回は川の流域を巡る例会を企画しました。静岡県の河川は、西から天竜川、大井川、安倍川、富士川、狩野川などが大きな川ですが、今回は「越すに越されぬ…」と歌われた大井川の流域を巡ります。川は私たちの暮らしにどんな風に関わっているのか…それは家の造りなどにも影響しているはずです。
 まず「世界一長い木造歩道橋」としてギネスブックにも載っている「蓬莱橋」を訪ねました。今年の台風は県内でも猛威をふるいましたが、蓬莱橋の橋脚も台風15号で流され現在工事中で向こう岸まで行くことはできません。
 ここでは、大井川の流れが長い時間の中で変遷してきたお話などを聞きました。また、明治時代にこの橋を架けた人々の思い、その後今に至るまで橋守りの人が居て渡し賃を徴収していること、そして、なんと!民家の会会員のMさんのおじいさまが渡し守をなさっていた…などを伺い、どこへでも訪ねていって、お話しを伺うことの大切さと楽しさを感じました。

 次に川越遺跡を訪ねました。江戸時代、大井川には橋は架けられず、急な流れを渡るには手助けが必要でした。1696年(元禄9年)に川越制度ができ川越しの仕事を管理運営するトップとして、川庄屋がおかれました。そしてこの場所に川会所、番屋、札場などが立ち並んだ跡が保存されています。当時使われたものなども展示されていますが、会員さんの関心は、もっぱら建物の羽目板の向きや古い電話ボックスなどだったのがおかしかったです。
 大井神社の近くに残る「舟形屋敷」は水害を防ぐための知恵でできあがったものだそうです。また、大井神社参道の石垣は川越し人足たちが帰路にひとつひとつ持ち帰った河原石であること、江戸時代の「時の鐘」がある大善寺に残る川留めの時のお話など、大井川流域ならではの話も聞きました。
 次に向かったのは、稲荷町にある北河製品所です。明治29年創立の化学工場で耐火性のために煉瓦で造られています。事務所は木造で大正5年の建築。休日のため、敷地内見学をお断りされてしまったのが残念でしたが、思いがけない美しさにみな感嘆しました。
 武田信玄が創案したという「大聖牛」も見に行きました。木を組み蛇篭(じゃかご)に石を積み、河岸に置くことによって、洪水の力を弱めるものだそうです。川に向かって、牛が立っているように見えるからこの名前がついたんですね。

 バスの中で、A講師から、大井川のあたりの地面のお話を聞きました。地球の成り立ちについて言及する壮大なスケールの大きいお話でみんなびっくり! 山の力、川の力、地球の歴史に思いをはせたところで川原におりて石を拾いました。「あ、これは何億万年前の石かしら…海底が隆起して…火山が爆発して…ここに来て私が拾うのかしら…」とみんな口々に言いながらの石拾い。色紙に貼ってのMy標本作り。「頁岩」「蛇紋岩」「チャート」などなど…童心に帰って(!?)楽しかったです。A先生、ありがとうございました。

 すわ、自分たちが「民家の会例会」に来ていることを忘れてしまいそうになったところで、もとい…民家の会らしく「河村家住宅」を訪ねます。河村家は島田市の文化財に指定されていて、江戸時代に幕府直轄の山林を管理する「御林守」だった家です。山を背にした茅葺寄棟造りの主屋に向かうまでの石垣も見事なものでした。現在、屋根はトタンに覆われていましたが、茅葺きを維持するのはやはり大変なことなのですね。
 すぐ近くにお住まいのご当主の河村さんにお話をうかがいながら邸内も見学させていただきました。場所柄、湿気も多く屋敷の保存にはご苦労なさっているということでした。

 この例会は「しずおか流域ネットワーク」のみなさんと共催で行いましたので、家や暮らしの歴史を川の流域の中で捉えることもでき、なかなか面白い例会となりました。他の川の流域でも実施してみたい企画です。
 次回はもっとたくさんの方々のご参加をお待ちしています。

                                     ky。
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by sizu-min | 2012-03-07 16:08 | ・例会報告

平成23年9月例会報告

産業遺産を訪ねる旅             平成23年9月17日(土)
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沖縄あたりを迷走している台風の影響で、静岡も朝、激しい雨が降りました。例会の予定は変更ないの?と問い合わせの電話が数本入りましたが…いいえ、行きましょう静岡民家の会例会は滅多に降られないんですよ、晴れ女も晴れ男も揃っていますから…
そして、やっぱり太陽が時折まぶしい程!!会員さんの日頃の行いが良いんですねっ、感謝です。








掛川から新所原を結ぶ天浜線は、元の国鉄二俣線。現在は第3セクターによる運営です。明治時代から鉄道は産業の発展のために欠かせない事業とされ、大正11年(1922年)掛川、二俣を結ぶ鉄道計画が立てられました。しかし、関東大震災の復興などもあり、国がこの工事に着手したのは、昭和8年でした。
 昭和10年(1935年)掛川から遠江森までの12,9㎞が開通。遠江桜木駅・原谷駅・遠江森駅ができます。翌、昭和11年に新所原ー三ヶ日(12,1㎞)開通。駅は知波田・尾奈・三ヶ日の3駅。引き続いて昭和13年に、三ヶ日ー金指(13,8㎞)が開通し 都筑・佐久米・西気賀・気賀・金指の5駅ができ、ついに昭和15年に遠江森ー金指(29,1㎞)が出来上がり、これで全線(67,9㎞)が開通したのです。もくもく蒸気を吐く真っ黒な機関車が優良な天竜杉を運んだことでしょう。
 時代が移って、鉄道の電化も進み、昭和28年には客車の車両がディーゼル車となりました。物資輸送の形も変わりトラック輸送が増え、貨物列車の長さは短くなっていったのです。昭和46年3月31日に「さよなら蒸気機関車号」として最終列車が運転されました。昭和60年3月、二俣線の貨物列車は廃止になりました。そして、その2年後の昭和62年3月14日、「二俣線さよなら列車」が運転され、国鉄二俣線の歴史は閉じました。その翌日、3月15日が「天竜浜名湖鉄道」の開業です。
 平成10年(1998年)12月、天竜二俣駅の構内施設が国登録有形文化財に指定されました。今に残る開業当時の姿をさらに後世につないでいこうというわけです。平成23年(2011年)1月、全線にわたり国登録有形文化財となりました。

「産業遺産を訪ねる旅」と題した9月例会、今日は全線乗り降り自由のフリー切符で、日本の近代化を支えた鉄道の姿を見ていこうと思います。さぁ、掛川駅から出発です。

桜木駅・原野谷駅・遠州森駅…二俣線開業時の最も古い駅舎。昭和10年築 木造平屋建、切妻造、厚型スレート葺。ベンチや木製建具、杢ガラスなども必見

車窓から駅舎を見ながら…40分ほどで天竜二俣駅に到着。
天竜二俣駅 
本屋…昭和15年築木造平屋建、切妻造、煉瓦葺。外壁は縦板張り 出札窓口が待合室に突き出す 船底天井

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運転区事務室…一部二階建て。葺土の上に煉瓦葺。外壁は杉板縦張り

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運転区休憩所・運転区浴場…事務室の裏手にあり、屋根だけの渡り廊下で結ぶ。
タイル張りの浴場の広さが当時の活況をもの語る。 ただし、本日は洗濯物干し場…

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機関車転車台…鉄製直径18メートル 建設当時は手動で回転させていた
 
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扇形車庫…木造 建設当時は6線だったが2線分縮小されている 
高架貯水槽…鉄筋コンクリート造6本の脚の上に70トンの貯水槽が載る 
揚水機室…木造 揚水ポンプと鉄筋コンクリート製の井戸も残っている 
プラットホーム及び上屋…木造平屋建、切妻造、波形鉄板葺。柱や梁に古レールを使い頑丈にしている。最も古いレールとして、明治44年(1911年)のアメリカ製。昭和4年八幡製鉄所のマーク入りのレールも見られる

遠江一宮駅の構内にあるお蕎麦やさんに行きます。掛川方面へ少し戻ります。のんびり…
遠江一宮駅…昭和15年築木造平屋建、正面右寄りに片流れの車寄せ。待合室に切符売場が突き出ている。当初のベンチが残っている

美味しいお蕎麦を味わって、近くを散策してお土産を買う会員さんたち。
再び乗車して西へ向かいます。

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気賀駅…昭和13年築木造平屋建、寄棟造、赤色洋瓦葺。外壁はモルタル塗り、腰タイル張り 木製改札窓口が残っている 待合室に作り付け木製ベンチ ベニヤ市松張り天井
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プラットホーム及び上屋…木造平屋建、切妻造、波形スレート葺。東端の2間は元乗降場待合室であった
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近在のお年寄りがベンチに腰掛けていました。「そうかね、遠くからありがとう。この駅は古いだよ、ここを見て…」と話してくださいます。嬉しかったです。ありがとうございます。
気賀は、姫街道と言われた東海道本山道の宿場でした。駅から少し歩いて気賀関所を訪ねました。有名な「東海道を歩いた象」は、この関所を通り江戸へ向かったそうです。沿線の人々は従4位に遇された象を安全に見送ろうと細心の努力をし、無事1ヵ月で江戸に到着したそうです。初めて象を見た人たち、さぞやびっくりしたことだろうな。。。
気賀駅舎内にはラーメン屋さんがあります。あれ!さっきお蕎麦いただいたばかりですけど…美味しかった!?!

この後は各自の自由行動。駅舎内のお店巡りを楽しもうか、奥浜名湖を眺めに行こうか、終点まで乗って行こうか…
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三ヶ日駅…昭和11年築木造平屋建、寄棟造、厚型スレート葺。正面右寄りに玄関が突き出ている独特な造り
木製の窓枠の西面の窓は3本レールで開閉する 待合室の西面一杯に当初の作り付け木製ベンチがあり、下校途中か、ジャージ姿の高校生が3人ソフトクリームを食べていました。 


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新所原駅…JR東海道線新所原駅と隣接(水色のがJRの駅)駅舎内にあるのは鰻屋さん!良い香り! が、さすがにもうお腹の限界で断念。。。

このほか、乗っていると見えないのですが、原野谷川橋梁・太田川橋梁・二俣川橋梁・天竜川橋梁・都田川橋梁・気賀町高架橋なども70年を越える歴史をもの語っています。

群馬・栃木を通る元国鉄足尾線「わたらせ渓谷鐵道」も産業遺産として登録文化財37件と有名ですが、それに次ぎ36件の文化財を数える天浜線。産業の近代化を支えた施設のいろいろを見て、さらに、刈り入れを待つ田んぼや、秋色の川岸など沿線の風景も相まって、日本の原点に触れたような心の落ち着く旅ができました。

                                 Ky。
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by sizu-min | 2011-09-17 23:08 | ・例会報告

23年8月例会報告    平成23年8月7日(日)

昔ながらの涼を求めて
 民家の会では、昔ながらの家の良さ、暮らし方を学びながら、その知恵を現在の生活にも生かし、見失ってはいけないものを将来につなげていきたいと思っています。
 節電は当然のこの夏。エアコンの温度を気にして部屋にいるより戸外の涼を求めよう!日陰の涼しさ、水の冷たさ、涼風にも敏感になろう!ということで、8月例会は恒例になりつつありますが、沢の水が流れる場所でひらきました。あいにく、静高の甲子園の第一試合の日でありましたが、車でラジオの実況を聞きながら集合。甲子園の熱気も、子どもたちの参加が多いのも夏らしくて良いですね!  
 残念ながら静高は負けてしまいましたが、そんな中でも私たち(大人15人子ども10人)の大流しそうめんプロジェクト(!?)は着々と進みます。沢の向こう岸まで、竹取りに出かけます。蚊の大群におそわれた昨年の経験から今年はばっちり、虫除け対策を施してきました。持ち物には、虫除けとしか書いてなかった例会の始まりです。そうです。流しそうめんの樋だけでなく、器やお箸も竹で作るのですから、「いただきます」はまだ、当分先になりますね。。。
 6メートルの竹は半分に割って樋に。節ごとに短く切ったものは器に。さらに割ったものは箸に削って…だんだん熟練の域に達しつつありますね。火をおこして大鍋にお湯を沸かすのも、鉄板で焼き物をするのも熱くて大変!あ、この分では飲み物が足りなくなりそうです。
 初めて、そうめんが流れた時は感動です。なんでこんなに美味しいんだろう。みんなのそれぞれの労働に感謝です。
 お腹がほっとしたら、竹の風鈴作り。今日は風はそんなに吹きませんが、涼しげな音色が聞こえてくるような気がします。
沢の流れに冷やしておいたスイカも夏の色。子どもはちっちゃい子順にスイカ割りに挑戦です。最初は棒の振り方も覚束なかったみんな、二巡目にはたいしたもんです。割れたスイカの赤、黒い種。やっぱりスイカはテーブルの前で食べるもんじゃありませんね。スイカの皮投げも楽しいし!
 もちろん、お片付けタイムも全員がんばり来た時よりも美しく、涼しく、お腹は満たされて、子どもたちはびしょ濡れで(!?)。みんな良く働き、遊び、最高の夏の笑顔でお開きとなりました。
 暑さはきっとまだ続くでしょう。涼は暑いからこそ求めるということ、この例会の哲学的な発見でした。
                      ky。
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by sizu-min | 2011-08-07 22:56 | ・例会報告

2011年2月例会報告

2011年 2月例会報告                 2011年2月13日(日)
今年最初の例会「例会初め」は、静岡の安倍川餅の老舗「やまだいち」さんのご好意で活動拠点として借用している「登呂陣屋」にて、開きました。
テーマは「日本の道具を見直してみたい
日本人の日々の暮らしの中で便利に使われ続け、しかし気付けばこの頃あまり見かけなくなった道具があります。例えば、年末の大掃除ではどんな道具が活躍しましたか。煤払いをして、お飾りを飾るという新年を迎えるためのしきたりは廃れてはいませんが、掃除機と電動モップでお掃除なさったかもしれません。昭和までは、箒(ほうき)と、ちりとり、叩き(はたき)。そして、バケツに雑巾がお掃除の道具でした。また、大掃除を済ませ、荒神さまを新しくした台所でおせち料理を作る、その時も黒豆などはことことと七輪(しちりん)の上で煮たものでした。
世の中は便利になるばかりですが、民家の会としては暮らしの記憶も残していきたい―
そんな思いでこの例会を企画しました。
寒い時期で、しかも三連休の最終日という悪条件の中、参加してくださった会員さん、ありがとうございました。

まず、七輪に火を熾しましょう
…実にこれが難しかったです。登呂陣屋の前庭の粗朶を拾って種火を熾すという計画でしたが、落ち葉はあれど昨日までの雨で湿っています。
消し炭を一つ持ってくればよかった~と、囲炉裏のあるスタッフ・Sが言っても後の祭り。新聞紙をちぎって、炭も細かく砕いて、山育ちの(?)Mさんが、火吹き竹を作り七輪の下の窓から吹くやら、お鍋の蓋で扇ぐやら(渋団扇を忘れたので。。。)大奮闘してくださっています。B型のスタッフ・Mは、お汁粉のお店を探しに行こうかと言い出します。煮上げたお汁粉に炭火で焼いたお餅!というのが午後のお楽しみですから、ここで火が熾きないのでは泣いてしまいます。みんな真剣な顔、火吹き竹を吹くMさんの口がすぼめ過ぎで痛くなった頃、やっと火が安定しました。お疲れさまでした~。みな口々に「あ!30分かかりました~」「よかった!よかった!」「これで、いざという時にガスや電気が止まっても大丈夫!」…ほんとかな~○△∵?…やっと小豆とお水の入った大鍋を七輪の上に乗せました。順調に午後までに煮上がるのでしょうか。。。。。。こっそりガスボンベのコンロを用意していたスタッフFは、AB型です。

煤払い(ハタキ)作り
直径1センチくらいの竹をスタッフのNがたくさん用意しました。用途と自分の体力も考え(大袈裟?)竹を慎重に選びます。キリで穴を開けます。室内では、古い銘仙の着物をほぐしています。針目を見ながら昔の人は運針が上手だったんですね~と言ったり、こんな不思議な色合わせが日本の伝統だったんだぁと思いながら…。形あるものを壊して使うのはちょっと忍びなかったのですが、もう生地のしょう(精)も抜けて着用は出来ない着物だからと自分の気持ちを納得させ、みんなでハタキにして大事に使いますからね~と、糸を解いていきました。そして、布に戻った着物を各自好きな取り合わせで選び、割いていきます。竹に糸で取り付けます。(詳しい作り方は例会参加者の方の特典なので明かしません。あしからず…)出来上がったハタキ、みな色も大きさもとりどりで素晴らしい!!
そして、どうやって使うの?についても、某作家の随筆作品をスタッフKが朗読し、古き佳き日本の家事に思いを馳せた後、実際に陣屋の障子にハタキをかけました。ほうきで畳を掃き、上がり框には蜜蝋(みつろう)を塗って雑巾掛けをして、日頃お世話になる陣屋にお礼のお掃除をしました。

もちの家で昼食にたぬき蕎麦をいただいてお腹いっぱいだった筈ですが、お汁粉は別腹!?美味しかったですよ~。苦労して熾した炭火で作った味わいもあるような気もしました。
食後は、今企画を進めている「民家大賞」についての話し合い。どんな形で、私たちの気持ちを伝えていくのか…一番良いやり方を探していきたいと思っています。
まず始めは、民家の会会員さんが身近で推薦したい民家について、情報を出し合っていこうということになりました。みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。
詳しくは、次のお知らせで。。。みんなで盛り上げていきたいですね。

寒い日が続く中でのほのぼのとした一日…そんな2月の例会でした。
                                    (Ky。)

追伸(?) Aさんのお孫さ~ん、そして、Tちゃ~ん、もうハタキは見つけましたか~?良い遊び道具作ってもらってよかったですね~。ハタキっていろんなことができますものね~(笑)。Kも懐かしいで~す。
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by sizu-min | 2011-02-13 20:34 | ・例会報告

7月例会報告

7月例会報告                      2010年7月11日(土)12日(日)
 梅雨のこんな時期はなおさら、雨の合間の太陽と吹く風が気持ち良いんだ!ということを実感します。7月例会「持ち寄り展」は、会員さんそれぞれがそんな思いを持たれたのでは…という二日間でした。
 会場を快く貸してくださった大村さんが、前日金曜の15時過ぎに搬入しますというスタッフを待っていてくださったのですが、時折豪雨とも言えるほどの雨で、お預かりてあった品が濡れたりしないように養生も念入りに、車への積み込みも予想以上に長時間かかり、雨天渋滞もあり遅刻してしまいました。やっとの思いで到着すると、超多忙の会員Mさんが、出品の品をお持ちになり待っていてくださったので恐縮。またその品が博物館収蔵クラスのものでびっくり!キリシタン禁制のお達しが書かれた高札!!さすが、Mさんのコレクションです。おふたりをお待たせして、誠にすみませんでした。それにしても、搬入日にこんな雨は辛いですね。
 しかし、荷を解き、会場「木の蔵」に展示を始めると、楽しいったらありません。この棚は蔵の2階に運びましょう、この品はこの隅にさりげなく置きましょう、この品の下にはこの古布を敷いたら…と、次々に夢が膨らみます。…と言ったらおかしいかな!? 縁あってこの場所に集ってきた品々を最高に生かして展示したい、ものの魅力を見る人に見ていただきたいと思うのです。
 木の蔵は、重厚な木の床の部屋と、石敷きの部屋、また貴重なステンドグラスがはめ込まれた窓や、昔ながらの木の窓などがあり、大村さんの貴重なコレクションが各部屋の雰囲気に調和して置かれています。大村さんのたおやかな感性でこの蔵に集まってきたものたちです。その中に会員さんから持ち寄っていただいた様々の品を展示していきます。会報「HOZO」にもお書きいただいている通り、骨董に大変造詣が深い 民家の会役員の岩崎芳生さんもいらして、ご自分の品々を並べてくださいました。お値段がつけられないような!ではないんでしょうか。スタッフは、破損などの事故が起こらないようにと祈るばかりです。―が、明日からの会が楽しみです。

 7月10日、前日と一転して梅雨の晴れ間の暑過ぎるくらいの日になりました。
 会員Nさんが、昭和初期まで使われていた農具を借りてきてくださいました。木製扇風機(!?)のようですが、実は、モミ殻を風で吹き飛ばす選別機だそう。こんな工夫が当時は最新式だったんでしょうね。蔵の軒下に置き、その隣にスタッフの中川さんが今でも背負って歩いているという背負い籠や、ニワトリ篭を並べました。数十年前まで農家の納屋の内外はこんな風景だったのでしょうか…。また、Nさんは真空管ラジオも。裏の板を外すと透明ガラスの真空管が見えてきれいでした。「君の名は…」とか野球中継とか聴いていたのかなぁ…貴重なお品を快くお貸しくださってありがとうございました。どうぞこれからも大切にお持ちください。
 蔵の入り口の壁には、スタッフの佐藤さんのコレクションから、昭和の美人画ポスターを2枚貼りました。ミツワ石鹸かと思ったらミツシ石鹸!?  また、明日の喫茶コーナーに使う部屋の壁には、スタッフの古屋と五味が撮りためた写真を飾ることにしました。民家の会例会で訪ねたところが主ですが、古屋も五味も普通の報告写真は苦手!の変な奴らですから写真も一筋縄ではいきませんよ!なぁんて…乞うご期待。

 7月11日、またまた一転して梅雨空。集まってくださる会員さんたちのお足元が心配です。どしゃ降りになりませんように…。
 朝一番にスタッフの松永さんが、どっしりと重いケヤキの自在鍵を持ってきました。どんな大きな古民家に吊るされていたものでしょうか。同じくスタッフの杉村さんは、ヨーハ小屋の写真集を。スタッフ古屋と五味の写真は、灯りと題したその①、②、③に始まり、旅館の廊下沿いに並ぶ火鉢、軒先の吊るし柿(…は普通ですが)、軒先に吊るされた元・紅かっただろう布切れ、不可思議なオブジェのような蚊取り線香、煤けたモルタルの壁、廃屋の猫…。会員のみなさん、いつも例会で集合写真など撮ろう!と思ってはいるのですが、すみません。こんな写真が多くって…。(と古屋は言っています―と思います)。壁には古屋が結婚祝いにもらった木製・ぜんまい式振り子の壁掛け時計も。たぶん昭和初期作の四角い時計はマットな朱色に塗られ、独特の音で時を刻んでいます。

 雨は時折激しく降りますが、嬉しいですね、遠方の会員さんもいらしてくださいました。蔵の2階に展示した2組のお内裏さま、お雛さま。片方は昭和20年生まれの会員Sさんの初節句に祖父母さまから贈られたというもの。終戦直後とは思えない立派なものですが、当時の藤枝の在は戦災を免れ、このような「志太人形」が栄えていたとのことです。もう片方の可愛らしいお顔のお雛様は同じく藤枝の会員Aさんのもの。昭和23,4年にお祝いに贈られた御殿飾りの内のお内裏さまです。この頃から御殿飾りが作られ始めたとのことです。どちらも女の子が生まれた喜びの気持ちで贈られたもの、そんなご先祖の気持ちが伝わったかのように、季節外れの飾りつけですが、会場の雰囲気を華やかに温かくしてくれました。
 浜松から3人さまで駆けつけてくださった会員のSさんは、素敵な飴色になった籐編みの箱に、戦前1930年頃から1952年頃までに作られたティントーイを並べてくれました。四角い顔のロボット!目と口の形、彩色が懐かしい感じです。いいなぁ…手で揺すって小さな玉を指定の位置に入れるゲームも。こんな精巧な丁寧にデザインされたものがあったんですね~。保存状態にも感心してしまいます。これを置いた石敷きの部屋には大村さんのコレクションの内、昔の暮らしには普通にあったのに今は失われてしまい、とても懐かしいものがたくさん並べられています。なんとタバコやさんの店先からそのまま移したという下部はタイル張りのガラスのカウンターもあります。きれいな花柄のティーカップ、裁縫の手本にしたという小さな洋服、手作りのコサージュ、髪飾り、淡い色のカレンダーの画…ロマンチックな少女の頃に時をさかのぼってしまうようです。

 さぁ、佐野会長が持ってきてくださった品々を拡げはじめました。「はい、このやかんを吊るして中に花を活けて」。三段に切り込みがある竹にもさりげない花を挿します。お気に入りの籠は脚付きですがこれにも小さな花を挿した酒器を載せます。佐野会長が花がお好きな事を知りました。その他、お札入れや漆壷などどれも佐野会長の手元にきた謂われと思いを語ってくださいました。
 続いて岩崎芳生さんも、出品してくださった品々についてお話くださいましたが、何と言っても一番最初に見せてくださったのが、「アンダーソン土器」ですからびっくり!でしょう。中国4000年の歴史の殷・周の時代のものですよ! 民家の会の会員さんは骨董が好きな方も多いですから…詳しくはまた岩崎さんに「HOZO」に書いていただくことにいたしましょう。
 みなさんの熱気で喉が渇いたところに、会員Hさんにお願いした喫茶タイムの始まりです。まだ小さなお子さんの子育て中のHさんですが、手作りの和風ロールケーキと季節の梅ジャム入りクッキーを用意してくださいました。とっても美味しかった~!! どうもありがとうございました。
 来場してくださったみなさんは延べ48人!お茶の時間や展示を見ながらのお話も弾み、とても楽しい会になりました。また、ご出品してくださった方々、お手数もおかけしましたが誠にありがとうございました。今回ご出品でなかった方々、是非次回はお願いいたします。
 そして何より!素敵な会場をお貸しくださいました大村さまに心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

                                                   〈ky。〉



        
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by sizu-min | 2010-07-14 10:19 | ・例会報告


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