■ 藤枝市の古民家の移築解体現場見学が行われました。現場は藤枝市の山間の集落。崖地指定で立ち退き移転を余儀なくされた住まいです。築後約80年経過した古民家の解体は最終段階で、茶の間の部分2間の梁柱、差し鴨居が残された状態でした。
クレーン車で梁を吊りつつ、大工さんたちが梁を柱から抜いていく。長いほぞが貫通しているところはなかなか外れない。
築何年の家?。移築解体でいくらかかるの?。どこに持っていくの?。基礎は無いの?がっしりしてるわね。参加者はそれぞれの思いで、解体されていく古民家を見つめていました。お天気が良かったので、櫻が咲き始めた沢のわき道を歩くのも気持ちがいい。
解体現場の見学後は近くの会員さんの再生古民家にお邪魔して、バーべキューで昼食です。参加者は約30名、身近で見た古民家の解体させるさまを話し合ったり、炭火で焼かれた野菜、お肉、魚に舌鼓を打ちながら時間を過ごしました。会場と食材を用意して頂いたホストの会員さんには感謝申し上げます。移築先での建前は4/8から始まり、棟上げは4/12の予定だそうです。 皆さんお疲れ様でした。